先日引っ越しをしまして、新居まで30km程度だったのでロードバイクは引っ越しトラックに載せずに自走で運ぼうかと思ってました。
しかし、当日まさかの5月では異例の33度ほどのガチ夏日になってしまい、嫁から「やめとけ」と言われてしまいました。
しょうがないので急遽輪行バッグで行くことにしたのですが、そういえばR8000のコンポであまりリアホイールの着脱などしたことがなく、5800系とはちょっと勝手が違ってめちゃくちゃ手間取ってしまいました。
そうこうしているうちにフロントディレイラーがちょっとトラブったりして、ちょっとゲンナリ。
せっかくだからフロントシングル化してしまおうかと画策
ちょっと前にもフロント側のシフトワイヤーの初期伸びでディライラーの羽にチェーンが擦れるような音が出たりしていて、まぁ調整しましたが、やはり噂通りフロントディレイラーは厄介だなぁと感じていました。
もともとピストバイクのほうが物のあり方として洗練されていて好きなので、必要ないのであればなるべくパーツは少なくシンプルに構成したい気持ちがあります。
そこは利便性とのトレードオフなわけですが、MTBやシクロクロスでフロントシングルが市民権を得た現在、ロードバイクにもその波が来ているわけです。
リアが11速もあるんだから、もともと1速でも良いかと思っていたくらいなのでフロントシングルは個人的にとてもアリです。
どうせフロントメカいじらなきゃいけないんだから、一旦外してみっか!と思い至りました。
ロードバイクのフロントシングル化のマストアイテム、ナローワイドチェーンリング
フロントシングルの最大の壁はチェーン落ちです。
フロントダブルの場合、インナー側ならアウターのチェーンリングがそのままチェーンガードになるし、アウターならフロントディレイラーがその役目を果たします。
フロントシングルではそのどちらもないので、そのままだとチェーンが非常に落ちやすい。
それを解決するためにチェーンキーパーをつけるという手もあるんですが、あんまり余計なパーツをつけたくないというのがピスト乗りの心情です。それはロードバイクにおいても健在です。
そこで理想的な解決手段として、ナローワイドチェーンリングというものがあります。
詳しい原理はよくわからんのですがギアの歯がナローな部分とワイドな部分が互い違いに並んでいることにより、噛み合わせが非常によくなりそうそうチェーンが外れないそうです。そういうものか!
WOLF TOOTHのナローワイド40Tを公式サイトから購入
ナローワイドのチェーンリングもいろいろなところから出ていますが、今回はWOLF TOOTHの公式サイトから購入しました。
ネットを見るかぎり利用者も多いようですし、ブルーラグさんも推しているので間違いないでしょう、という感じであまり深く考えずに決めました。
歳を重ねるごとにだんだんじっくり吟味しなくても定番品、上級品を買っておけば間違いないという感覚が身についてきました。悩む時間のほうがもったいない。
こだわりが出てきたときにガッツリ調べるんでひとまずは定番品でOK!!
現行モデルはR8000に加工なしで装着可能らしい
さて、私のロードバイクは超お買い得品だったR8000が付いていて、ネットでWOLF TOOTHについて調べていくと「R8000につけるときはヤスリで削らないといけない」というような恐ろしいことが書いてあります。なんてこったい。
というようなことをtwitterで愚痴った結果、個人でWOLF TOOTHの輸入をされている方から「現行品は対応しているので大丈夫」とのコメントをいただきました。
こうなってます。 pic.twitter.com/cSXcFBwld9
— 北澤 肯 (@alternabikes) 2019年6月12日
そんならいっちょ買ってみますか、ということでさっそくポチ。
Wolf Tooth Components drop-stop Elliptical Chainring : 40t X 110 BCD、ブラック
アマゾンにもあるんですが、国内在庫が現行モデルより古いタイプだったりしたら嫌だし、公式から買ったほうが4000円くらい安くなるっぽいです。
公式サイトの画像を見るかぎりでは確かに「削らないとダメ」と書いてあるブログの画像とは確かに形状が違うようです。ただ公式サイトの商品ページに「R8000はこういう具合にDIYして使ってね」というリンクが貼ったままになっているのが少々気がかりですが…。
そのへんは海外のサイトだしおおらかにやってそうなんで情報更新してないんだろうなと。
あとは届くのをゆっくり待つばかり。
装着したら、また投稿します。